バイク乗りというだけで仲間意識を持つ謎のシステム

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会社の飲み会とかなんかの集まりであまり親しくない人と趣味とかの話になって、ついうっかり『僕こう見えてもバイク乗るんですよー』なんて言っちゃうと、高確率で『へー、何乗ってるの?』って聞かれる訳ですよ。

その度に僕は『あー、またこのパターンですわ』って思う訳です。

何故かってーと、この後に僕が乗ってるバイク言うと大抵『え・・・?うーん、ごめん、知らない』って言われるんですよ。

そりゃそうですわ。何故なら僕が乗ってるのはスズキのブルバード400っていう超マイナーバイクですもの。

ブルバード400とは

スズキが誇る2010年にモデルチェンジしたクルーザーと呼ばれるジャンルのバイク。

クルージング、要するに長距離をのんびり走ることを想定したスタイルで、いわゆるアメリカンに代表されるどっしりと乗るタイプのバイクが多い。

アメリカンスタイルで有名なのはなんといってもハーレーだが、国産だとヤマハのドラッグスターが人気。

ちなみにブルバードは日本でアメリカン人気が下火になったまさにバブル崩壊のタイミングで発売され、さっぱり人気が出なかった不遇のバイク。

そして去年あえなく生産中止。

一説には400ccで最も売れなかったバイクという話すらある。

400ccの癖に原付にもスタートダッシュでおいて行かれるズブさが売り。

さらにはスズキ独特のデザインでアメリカンスタイルにビキニカウルを装着するという暴挙をかましたある意味伝説のバイク。

重い遅いデカいの三重苦。

メリットは他人と被らない事のみ(断言)

信号待ちとか駐輪場でハーレーに並ばれて蔑む目で見られる事に喜びを見いだす変態にこそ相応しい。

なぜバイク乗りは相手が何のバイクに乗っているか聞いてしまうのか

そりゃね、単なる話のきっかけに過ぎないことはわかってますよ。

バイクに乗っている(乗ってた)人は会社とかで同じバイク乗りを見つけたら、何乗ってるの?って聞くのはサラリーマンで言う所の「お疲れ様です」みたいなもの。

例えるならば大学生がとりあえず初めての海外旅行はタイとカンボジアに行きたくなるくらいベタなわけですよ。(しかもなぜかやたら貧乏旅行したがる)

さらに言えば初めて一人暮らしの彼女の家に遊びに行く為の口実として『手料理が食べたいなー』って言っちゃうくらいベタなわけですよ。(相手は下心気づいてますから!!)

もっというと実はちょっと気がある子ににスキンシップ取るための第一歩として、頭ポンポンをしちゃうくらいベタなわけですよ。(テレビとか雑誌に載ってるもんな!)

まあそれはともかく、多分、大抵の人はある程度のバイクなら知っているという自負があるわけです。

CB400か?ニンジャか?ホーネットか?ハヤブサか?意表をついてセローか?なんでも来いや!!

みたいな顔して聞いてくるわけですよ。

で、ブルバード。

はあ?日産?みたいな顔。

そりゃブルーバードや。

今まで10人位に聞かれたけど、面白いくらい全員同じ反応。

多分スズキマニアが集まるHENTAIフェスティバルとかじゃない限り、今後も同じ反応をし続けられるんですわ。死にたい。

『カワサキ生まれヤマハ育ち。バイク乗りは大体友達』的な雰囲気の謎

そもそもね、バイク乗りってだけで妙な連帯感が生まれる風潮がある。

そりゃなんといっても少数派だからです。

ましてやバイク乗りはどんどん減ってきてるわけだし?

オジサン世代からすると、僕みたいなアラサーでさえ若者扱い。

ワシも若い頃はブイブイ言わせてたもんじゃガッハッハ!的な感じでついついバイク談義したくなる気持ちはわかります。

ついでに今度よかったらワシと箱根辺り一緒に行っちゃう??うぇーい!的なノリになるのもまあわかります。

でもね、僕もうバイク乗って6年位経つけど、今まで一度たりとも他人とツーリングしたこと無い生粋のボッチ。

ぶっちゃけバイクという一点のみでかろうじてつながっているだけの人とツーリングに行っても休憩とか昼飯のとき何を話せばいいんだろう・・・。という不安感しかありません。

というわけで僕は未だにバイク乗り同士の輪に入れないままなのです。

まとめ

バイク乗りにおける謎の習性に関するお話でした。

コレほかの趣味じゃ中々見られない光景だからね。

例えるならば、アイドルマニア同士が初対面で挨拶代わりに推しメン聞くようなものなのかもしれない。

でも中にはひっそりと自分だけの推しメンを愛でたい人もいるはず。

そういう人は出来るだけそっとしておいてあげましょう。

おしまい