日本のビジネスホテルはなぜ狭いのか

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もうね、僕はコレ声を大にして言いたい。

ホント狭いと思うんだ。

基本的にシングルだと18㎡前後。

20㎡あればいい方。

寝るだけだから別にいいよ、という人もいると思う。

まあ分かる。

でも僕はホテルって例えビジネスだとしてもゆったり休みたい。

だからある程度の広さは必要になる。

僕の場合、旅行にいくとき、ホテルに比重を置く場合は大体25㎡以上をベースにしている。

このサイズになるとだいぶゆったり感が出てくる。

・なぜこんなに狭いのか

まあ土地代が高いから、とかいうのが理由だろう。

商売としてやっていくためには客を沢山入れる必要があるから、狭くしたほうが当然客室はたくさん作れる。

ただ、その分お安く提供していますよ、ってことだろう。

つまり狭い代わりにコストパフォーマンスがよくなっている、っつー理屈だと思う。

あるいはこの位の広さで十分だろ?この家畜が!って思われるのかもしれない。

某アPホテルとかありえないサイズじゃん?11㎡の部屋とかあるからね。

・そんなにコストパフォーマンスが良くない

ただ、個人的な印象としては実際、狭い=安いという関係性もあまり成り立っていない。

カプセルホテルサイズまで行かない限りたとえ狭くとも、大して安くないのだ。

特にココ数年はホテルも値上がりしてるもんだからやたら強気。

つまり狭くて高いのだ。

これではホテルのアドバンテージは何もない。

むしろ旅館に素泊まりするほうが広いし安上がりだったりする。

・狭いホテルで気に入らないこと

・写真に悪意がある

僕が特に気に入らないのは、HPの写真とかみるとなんか結構広いように見える写し方をしてること!!

お前な。狭いから安いっつー理屈なんだろ?

なら堂々と「僕狭いんです!!」って顔してろよ、って思う。

なんか中途半端に「いやー結構広そうでしょ?残念!!広角カメラでした!!」みたいな騙し討ちやめろよ。と。

ぶっちゃけ悪意があるので必ず個人のブログとか口コミで公式以外の写真を確認することをおすすめする。

・特に許せないユニットバス

だってさ、洗い場ないんだよ?

もぅマヂ無理。

どうやって体洗うのよ?

基本的に風呂入るときの流れって僕の場合こんな感じ。

1.全身をとりあえずシャワーで軽く流す

2.まず湯船に浸かる

3.いい感じに体をふやかした後、全身を洗う

4.シャンプーで頭を洗う

5.そのままの勢いで顔も洗う

6.再び湯船に入る

7.体を拭いて風呂からあがる。

で、これを洗い場なしのユニットバスで実現しようとするとエライことになる。

まず、1からつまづく。

シャワーを浴びる→湯船に入るのコンボがいきなり使えない。

やるならばタイムラグが発生する。

つまりシャワーを浴びた後にお湯を貯めることになる。

冬場なら体が冷えること間違いなし!

さらに言えば、2→3に移行するときも5→6に移行するときも待ち時間が発生する。

なぜならばユニットバスの場合『洗い場=湯船』という関係性だからだ。

イチイチお湯をためたり抜いたりする度に待ち時間が必要なのだ。

そもそも僕は生まれてこの方一度もユニットバスの部屋に住んだことがない。

真っ先に排除する条件だからだ。

・改善案を考えてみる

とまあ文句ばかりいっているだけは建設的ではないので、ちょっと僕なりに考えてみた。

1.いっそトイレの撤去

いっその事トイレを撤去してしまうという案。

トイレは共同にしてユニットバスの風呂だけを残せば洗い場もあるし、風呂としては十分な広さを確保できる。

これならば風呂が狭いという不満は取り除くことが出来る。

2.いっそユニットバスの撤去

風呂トイレ自体を撤去してしまうという案。

大浴場でも作ってその分部屋を広くすれば、効率的だし広さも確保できる。この考え方はビジネスとしてありだと思う。

ただし、逆にその分狭くしてるAパホテル、テメーはダメだ。

3.いっそベッドの撤去

ベッドって場所取るからね。

いっそ布団にしちゃおう。

4.いっそフロントの撤去

自販機みたいにお金払ったら入れるようにしてフロントを撤去しちゃおう。

その分広くなるよ!

5.いっそ壁の撤去

禁断の技、ZAKONE!!

1フロア丸々部屋にします。

6.いっそ建物の撤去

底に広がるのはただの空間。

壁も屋根もない。絶対的な自由がそこに。

アレンジはアナタ次第。

まとめ

初めからビジネスホテルなんていらなかったんや!

ただ空間だけあればよかったんや!

※実際にあるそうです。

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photo by Null Stern Hotel

おしまい

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