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【IT業界】ひどい職場環境でストレスマッハになった思い出

ネタ!

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僕は現在、いわゆるIT業界に属している。

仕事は基本プロジェクト単位で、1年とか2年のスパンで客先に出向いて仕事をすることになる。

プロジェクトによって色々な現場があるので、その度に環境が変わるわけだが、とても綺麗で眺めの良い高層ビルの現場もあれば雑居ビルの狭いフロアに押し込められることもあったりと、その扱いはかなりばらつきがある。

どんな現場かは行ってみないとわからない。

が、過去にはかなりひどい環境で仕事をせざるを得ない時もあった。

今までで一番ストレスを感じた現場についてふと思い出したので、語ってみる。

1.狭いフロアに大量の人数が詰め込まれていた

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一般的なフロアはよくドラマとかで見るようなデスクがずらっと並んだものをイメージしてもらえばいい。

若い女性が活躍するこじゃれたトレンディドラマではなく冴えないおじさんが主役のドラマだ。

僕がかつて通っていた職場は、1列に10個のデスクがありそれが向かい合わせになっていた。

ここまではまあ普通。

しかし、それではデスクが足りず、一つのデスクにイスを2つおいて座っていた。

通常の倍の人数を詰め込んでいたのだ。

はっきり言ってかなり圧迫感があり、当然仕事はしづらくアチコチから不満が出ていた。

なんといってもトイレが慢性的に不足していた。

2.隣のおじさんがいつもカタカタ震えてた

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さらに、僕の隣の席にいたおじさんはいつも昼休みになるとカタカタ震えてた。

おじさんは生まれて初めて心の底から震えあがった… 真の恐怖と決定的な挫折に…

恐ろしさと絶望に涙すら流した これも初めてのことだった… 

おじさんはすでに戦意を失っていた… 

と思ったがそうではなく、全力でスマホゲームをやるからカタカタ震えるのだ。

しかもデスクが繋がっているのでこちらにも揺れが伝わる。

3.隣のシマの中国人がいつもクチャクチャしてた

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さらに別のシマの中国人は中国人でこちらは生粋のクチャラーだった。

しかも昼ご飯以外も常に何かしらお菓子をつまんでいた。

ちょっとした息抜きにお菓子、ではなく呼吸をするように常に何かを咀嚼していた。

そして手元には常に2リットルの水。これをダイレクトで飲む。

コーラじゃない辺りが実に健康的である。

食べて飲んで、息抜きに仕事。実に健康的である。

それでいて生産性が高いということは一切無い辺りも期待を裏切らない。

4.上司がいつも独り言&ターン!してた

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極めつけは上司、怒りのハードタイピストである。

別に怒ってはいないらしいが常にしかめっ面の上司でやたら声がでかかった。

独り言も多く、1人でドキュメントを作成しているはずなのだが、その姿はヘッドセットでオンラインゲームをプレイしているようにしか見えなかった。

そして句読点の度にターン!!

砕け散るキーボード!!

5.そんな環境での1日の時系列

8:45

朝、憂鬱な気持ちで会社に到着。通常の半分サイズの狭いロッカーにカバンと上着を押し込む。安物のデスクチェアに座り、PCの電源をON。起動まで5分少々待たされる。

9:15

周りの席がジョジョに埋まり始める。始業開始は9:00のはずなのだが。

9:30

隣の島の中国人がさっそく朝から菓子パンをかじりはじめる。クチャクチャクチャクチャ。フロア全員で耳を傾けながら仕事。

10:00

この時間でもまだちょこちょこと出勤者がいる。始業開始時間とはなんなのか。

10:30

第1次トイレ戦争が始まる。フロアには100人以上いるが、同じ階の男子トイレの個室は2室のみ。トイレには常に1~2人は外に並んでいる状態が続く。

11:00

ハードパンチャー上司による、本日のキーボードミット打ちが一段と激しくなる。一番近くの女子社員は怯えはじめる。

11:30

一部のメンバーの集中力が切れはじめる。10時過ぎに来たデブ君はすでにネットサーフィンで30分近くフライングし昼休みに突入している模様。

12:00

昼休み突入。すでに菓子パン2つを平らげたはずの中国人は「さあ、やっとお昼だ、もうお腹ペコペコだぞう」という顔で弁当を取り出す。

12:15

隣のおじさんが食べ終わり、徐々にカタカタ震えはじめる。中国人は相変わらずケチャを奏でている。

12:20

ハードパンチャー上司は、自席でネットを見ながらモニターと会話をはじめる。一番近くの女子社員は食事がまずくなる。

12:25

隣のおじさんの震えが最高潮に達する。おじさんの動きに合わせて机と僕もデュアルショックのように震える。 

12:30

クチャクチャクチャクチャクチャげふぅクチャクチャクチャクチャゴキュゴキュゴキュクチャクチャクチャ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

パチパチターン!「あん!?」パチパチターン!!「まじで!?」パチパチターン!!!「んが!?」

素晴らしき旋律。まるで春の息吹を感じさせるような草原で妖精と小鳥が舞い踊っているようだ。

心が洗われ、全ての負の感情が昇華していくような心地よさはまさに清涼飲料水。

13:00

夢のような昼休みが終わる。

13:30

10時過ぎに来たデブはようやくネットサーフィンが終わり、午後の仕事を開始し始める。

14:00

中国人の手によってポテチの袋が開けられる。少し早めのおやつタイムの始まりだ。

14:15

第2次トイレ戦争が再び幕を開ける。一日の内トイレの個室が10分以上開いている時間は皆無である。

14:30

ハードパンチャー上司のキーボードはすでに半分以上のキーが吹き飛んでいる。一番近くの女子社員は破片を拾っている。

15:00

デブは深い眠りに落ちている。

15:30

中国人は2つ目のお菓子に突入する。もちろんその間は胃を冷やさないようにアメやグミ、キャラメルなどで適度な刺激を与えづづけることを欠かさない。これがプロ意識である。

16:00

デブが目を覚まし、コンビニに出かける。

16:30

おじさんはちょこちょこゲームの攻略サイトを覗き見している。

17:00

デブがコーヒーと漫画と夕食を買って戻ってくる。

17:30

中国人がようやくお菓子のゴミ(スナック、アメ、チョコ、グミ、キャラメル、まんじゅう、他)を捨てに行く。

18:00

徐々に社員が退社しはじめる。デブはここからが本番始動となる。

18:15

ハードパンチャー上司のキーボードのキーはもはやInsertキーしか残っていない。一番近くの女子社員は新品のキーボードを倉庫から持ってくる。

18:30

中国人がプッチンプリンを食べはじめる。どうせもうすぐ帰るのに。

19:00

ようやく帰宅である。デブは今日一番の集中力で仕事をこなしている。ここから終電近くまでが奴のコアタイムである。

終わりに

結局この現場は3ヶ月弱で終わった短期プロジェクトだった。

だが、抜けたのは僕を含めた一部のメンバーのみで、大半はそのまま継続でそのプロジェクトを続けていたようだった。

僕を含め、なぜ誰も不満を口にしなかったのか。

もしかしたら僕だけが神経質になっていただけかもしれない。

何れにせよ3ヶ月で抜けられたことで僕の心身は正常に戻ったが、あのまま半年以上続けていればきっと髪の毛が真っ白になり昇天していただろう。

もしくはどこかで爆発していたかもしれない。

僕「ギィィアアアアッッッッーーーー!!!う・る・せ・え・ん・だ・よオオオオオ!!!!も、もうもがまんできね!!!」

バキィ!!!おじさんのスマホごと鼻を砕くゥ!!

バチンバチンバチンッ!!!中国人の口をホッチキスで止めるゥ!!!

ドゴオオ!!!キーボードごと上司の頭をかち割るゥ!!!

ビリィ!!!ついでにデブのタイムカードを破り捨てるゥ!!!

・・・そしてそのまま5人揃ってあえなくリタイアである。

そう考えればコレはコレはいい経験だったと思う。

あの環境を思えば、その後の様々なプロジェクトの環境はいずれも天国に思えるのだから。

おしまい